日本音響学会音楽音響研究会2025年11月研究会(共催:日本音楽知覚認知学会2025年度秋季研究発表会)
【開催日時・会場】
日時: 2025年11月15日(土)および16日(日)
場所: 大阪学院大学 2号館 地下02-B1-02教室
〒564-8511 大阪府吹田市岸部南2-36-1(https://www.ogu.ac.jp/guide/campus/access.html)
世話人: 谷口 高士 (大阪学院大学)
【参加費】
今回は共催のため以下の通りとなります。研究発表会の参加費は不課税です。
発表者として参加する場合:1,000円
(発表申込金(不課税)として徴収します。別途参加費の支払いは必要ありません。発表者には紙媒体の論文集(PDF論文集へのアクセス権つき)を進呈します。)
聴講者として参加する場合:
(PDFファイルの論文集のみを希望する場合)
・日本音楽知覚認知学会 一般会員 2,000 円
・日本音楽知覚認知学会 学生会員(博士後期課程も含む) 1,000 円
(紙媒体の論文集(PDF論文集へのアクセス権つき)を希望する場合)
・一般 2,500 円(税込)
・学生(博士後期課程も含む) 1,500 円(税込)
・音楽音響研究会 定期購読会員 参加費無料
(PDFファイルも紙媒体の論文集も不要の場合)
・参加費無料
【開催形式】
現地発表(口頭発表のみオンラインでの配信あり)
口頭発表とポスター発表ともに、発表者は現地にて発表していただきます。
発表者以外の方は、オンラインで参加していただくこともできます。
【プログラム】
2025年10月20日更新
※ 口頭発表の持ち時間は1人25分です(質疑応答・交代時間を含む)。
1日目(11月15日(土))
12:30 受付開始
13:00 開会のごあいさつ(谷口 高士(大阪学院⼤学))
13:10 口頭発表セッション1
1.音楽授業が育む創造性と学びの認知形成 ― 実践と卒業生インタビュー分析を通して
辻 麻依加(大阪教育大学)
2.ピアノ演奏中のマインドワンダリングがアイデア生成に及ぼす影響――弾き慣れた曲と初見曲の比較――
岡山 花純、正田 悠(京都市立芸術大学)
14:00 休憩(10分)
14:10 口頭発表セッション2
3.メタバース音楽療法の可能性:自閉スペクトラム症の若者支援に向けた探索的研究
山里 亜未(横浜市立大学・東海大学)、藤田 純一(横浜市立大学附属病院)、藤井 進也、近藤 聡太郎(慶應義塾大学)、石井 美緒、髙山 みづほ、諸我 智子(横浜市立大学附属病院)、宮﨑智之(横浜市立大学)
4.相対音感獲得の脳基盤ー主音と主音以外の音階音に対する聴覚誘発電位P2応答差の拡大
柴山 夏蓮、島田 斉、伊藤 浩介(新潟大学脳研究所)
15:00 休憩(20分)
15:20 ポスターセッション
(奇数:15:20-16:10、偶数:16:10-17:00)
5.自己選択した音楽が課題成績に与える影響
稲村 隆之介、牧岡 省吾(大阪公立大学)
6.幼児期の音楽活動が認知・非認知的スキルの発達に与える影響
安田 菜々花,直井 望(国際基督教大学)
7.日本語版B-MEQのネットワーク構造―探索的グラフ分析(EGA)によるアプローチ―
杜 宏(神奈川大学)、正田 悠(京都市立芸術大学)
8.調と曲の複雑さがピアノ移調奏の視手範囲に及ぼす影響―時間・拍数・音数を指標として―
西井 実優(武庫川女子大学)、大澤 智恵(武庫川女子大学)、正田 悠(京都市立芸術大学)
9.打楽器演奏における脱力の評価方法の検討―スティックの軌跡に着目して―
藤野真由、岡野真裕(神戸大学)
10.注意焦点の違いが金管楽器の演奏動作に与える影響の予備的検討
稲垣七海、岡野真裕(神戸大学)
11.インタビュー記録および演奏MIDIデータに基づく演奏者の学習歴・演奏観と演奏様式の関係性の分析
高橋舞(京都大学)、小林未知数(高知工科大学)、池上真平(昭和女子大学)、大向一輝(東京大学)
12.エレキギターの音色はボディ材の影響を受けるのか?
清水 徹也、江村 伯夫、田中 吉史(金沢工業大学)
13.調性感の活用が音高認知訓練に及ぼす影響
大島 諒、饗庭 絵里子(電気通信大学)
14.楽曲の情動的印象の組み合わせが不安感と心拍変動の変化に及ぼす影響
時永 空侑、中田 隆行(公立はこだて未来大学)
15.音階・旋法の識別能力の発達的変化: 現代日本人と欧米人の比較を中心に
松永 理恵(神奈川大学)、ハルトノピトヨ(中京大学)、阿部 純一(北海道大学)
18:00 懇親会
[2日目(11月16日(日))]
10:00 口頭発表セッション3
16.異文化音楽に曝された聞き手(在日中国人)が示す調性知覚の変化
石本 太一、松永 理恵(神奈川大学)
17.多次元尺度法に基づく諸民族楽器の音色空間と音響特徴量の関連性分析
黄 永展、酒向 慎司(名古屋工業大学)
18.音楽演奏を通じた森林循環体験の実践的アプローチ
上村 さや香、川上 央(日本大学)
11:15 休憩(10分)
11:25 口頭発表セッション4
19.アマチュア奏者間における共演者との属性の違いと相互評価の関連
板垣 寧々(早稲田大学・日本学術振興会)、古山 宣洋(早稲田大学)
20.協和音と不協和音に対する顕在的・潜在的美的評価と音楽経験の関係
中島 えり奈(慶應義塾大学)、近藤 聡太郎(慶應義塾大学・日本学術振興会)、川畑 秀明、藤井 進也(慶應義塾大学)
21.女子大学生の日常的な音楽聴取状況とそこで働く心理的機能―探索的な質的研究―
池上 真平(昭和女子大学)、宮澤 史穂(障害者職業総合センター)、佐藤 典子(武蔵野音楽大学)、羽藤 律(放送大学)、生駒 忍(川村学園女子大学)、星野 悦子(元上野学園大学)
12:40 授賞式・閉会のごあいさつ(谷口 高士(日本音楽知覚認知学会 会長))